① ROVによる水難救助訓練
水難救助訓練に於ける隊員の行動確認にROVを活用して地上にいる現場指揮者に映像を送り水中の状況を把握することができます。 また、本部と映像を共有することにより、離れた場所にいても同じ情報を得ることができます。
② 災害時避難誘導訓練
災害時における避難誘導訓練として、スピーカー搭載ドローン(メガフォンドローン)により被災者の避難誘導を行います。また、夜間など周りが見えない場合などにはサーチライト搭載ドローンを飛行させ、光による避難誘導を行うことができます。
③ 捜索支援用AIスマートグラスシステム(3rd-eyeシステム)
3rd-eyeはドローン×AI×XRの融合による効率的な情報共有を行うことのできる捜索活動支援システムです。本システムはドローン映像をAIで自動解析し、捜索対象(人間)の位置を特定、スマートグラスにその位置情報を空間表示します。また、捜索結果は指揮本部に設置される端末にも共有されるため、指揮命令者が指示を出す際にも利用することができます。
本システムにおいてスマートグラスを装着した隊員は、その視野の中でどこに捜索対象(人間)がいるのかを直感的に理解することができるようになります。これによって隊員間または指揮本部との意思疎通を正確に行うことができるようになり、救助活動の迅速化が期待できます。
④ 感染症対策製品 ハッピバードfor陰圧クリーンドーム
陰圧クリーンドームは、患者の呼吸域周りを強制的に換気し陰圧を保つ、簡易陰圧装置です。吸引された空気はHEPAフィルタ付排気ユニットにより浄化され排出されます。
ドーム部はダンボール+透明シートで構成されたディスポタイプで、最前線で働く医療従事者の感染リスクを軽減します。ドームの視認性は高く、日常のケアもケアポートやファスナー部から容易にアクセスできます。感染症対策製品としての安全・安心を第一に設計された簡易陰圧装置です。